十月十九日の秋祭りには、各地域から趣向をこらした古風な趣きのさまざまな練りが、
神社境内に集まって来ます。
境内で奉納された後、海岸を御旅所まで練っていき、ここでまた奉納されます。
各9地区が練りを演じます。
練りの題目は、
一番 お鉄砲、二番 お弓、三番 相撲練, 四番 鹿踊り、五番 荒獅子、
六番 桃太郎七番 大江山、八番 欠、九番 よいやさ、十番 牛鬼
三浦天満神社の祭礼の練りは平成12年4月18日に
愛媛県指定無形民俗文化財に指定されました。
なかでも「鹿踊り」は、五ツ鹿ですが、
六拍子という日本民謡には極めて珍しいリズムで歌い踊られるものです。
相撲練りは、少年の演ずる行司の口上や相撲甚句・トントコ節・甚句ばやしが愛らしく、
市内に現存する唯一のものです。
全国的に見て、三浦天満神社の練りには南予地方の祭礼練りの各種が揃ってよく保存されており、
古風がしのばれる貴重なものとなっています。
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